深海ラボ@葛西臨海水族園

葛西臨海水族園で、2013年2月9日〜11日の連休日に行われたイベント「深海ラボ」に行ってきました。開場は10:30〜だったのでその時間に行ったのですが、たくさんの人が来場していて大盛況。子供から深海マニアっぽい方まで老若男女が集っておりました。。


イベントは、レクチャールームという会議室っぽい部屋の壁際に展示物が並べられ、ボランティアの方や水族園のスタッフの方々が随時解説してくれる方式。つまり、質問し放題!なのです。色々と貴重なお話が伺えて楽しかったです。



こちらは深海魚を運ぶ圧力容器とその中にいるタコです。深海魚の採取について、スライドショーで解説されていました。漁師さんのトロール漁の漁船に同乗し、引き揚げられた魚の山からその場で「いいやつ」を見つけて回収して圧力容器に移し、水族館に運ぶそうです。その後、だんだん圧力を下げて常圧で飼育できるように慣らしていくのだとか。それでもやはり難しく、水族館でも試行錯誤を重ねられているそうです。スライドに出演されていたスタッフの方いわく、「漁師さんが深海のエビで味噌汁を作ってくれるんだよ。それがうまい!」とのことでした。



ダイオウより二回りほど小さいオオグソクムシが展示されていました。ダイオウグソクムシさんはホルマリン漬けを展示。水族園の深海コーナーには生きたダイオウグソクムシさんもいらっしゃいました。目つきがいいよねー。



目玉の一つはこのプラスティネーション標本ではないでしょうか。標本の水分を樹脂に置き換えたもので、魚を手にとって触ることができます!樹脂になっているので、固くなってますが、表面の手触りなんかは元のままだそうです。サメの鮫肌も分かります。視覚障害がある方にも触って体感してもらうことができるのではないかとスタッフの方がおっしゃってました。



アンコウ。迫力。

サンゴイワシ。裏側に発光器。




今回のお気に入り!ゴマフイカ。このツブツブ、全部が発光器なんですって!そして目の周りも発光するそうです!海の中で睨まれたら凍りますね。発光器って、どうして発光器って分かるのですか?と聞いたら引き揚げられた時まだ微かに光ってるとのお話でした(それと文献情報)。



そしてもう一つの目玉が深海魚の冷凍標本!完全に魚屋さんの匂い!触ってもいいよ〜とのことで、メンダコさんに恐る恐る触ってきました。まあ、タコよねって感じのブヨブヨ感でした…。



水族園で飼育を試みているミツクリザメ(裏から)。今のところ、2週間ほどが最長記録なんだそうです。



常設展示の深海コーナーも。生きた化石トリノアシとテヅルモヅル(上)、ダイオウグソクムシさん(下)。


あとは生物発光つながりで「ウミホタルの発光」デモも見ました。ウミホタルは葛西臨海水族園が繁殖に成功した3mm程度の甲殻類。スタッフの方いわく「びっくりすると光る」そうで、微弱な電流を流して水槽中のウミホタルを一斉に光らせる実験でした。青白い光がとても綺麗でした。かなり明るかったです。


バックヤード見学ツアーは定員10名のところ40名も集まってたので抽選にハズレてしまいました。残念!



お昼にはマグロカツカレーを頂きました。


深海ラボは、魚に触れたのはもちろんのこと、スタッフの方から直接お話を聞けたのがとても楽しかったです。今後もこのようなイベントをやって欲しいです!